動線の問題なのか?
収納と動線について考えさせられる出来事があります。henkutsu家には、祖母から譲り受けたブロンズ像君がいます。以前記事にも取り上げたとおりです。何とも使い道もなく、現在住居にとっては悪目立ちするだけのオブジェです。このブロンズ君が教えてくれたのが、収納と動線の関係です。
我が家にやってきた最初の頃のこの子の状況です。
次に、今年の夏の様子です。1枚シャツがかかっておりますね。こんな使い方もあるんか。
そして、今日の様子はコチラ
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もうさ、なんて言えばいいんでしょう。ある意味技巧的ですよ。置けるところに全部置いたったみたいな。
こんなことして、寝室のクロゼットには服ではなく、マッサージ器とか転がっています┐('д')┌
どうしてこんなことになるのか。henkutsuの検証レポートをお届けいたします。
1.疑問点
ずぼら人間なら玄関入ってすぐの部屋で着替えをするのではないか。なぜ、わざわざ玄関から最も遠いリビングのさらに最も端っこのブロンズ像の前で着替えて、そこに服を吊るすのか
2.行動観察による検証
我が家はマンションです。動線という点では、とてもよく考えられているわけです。玄関を入ってすぐに寝室があるので、そこで服を着替えればよいわけです。その隣が洗面室があるので、そこで手洗いをして、一番奥にあるリビングに到着すればよいはずです、動線的には。
しかし、現実の人間はというとどうでしょう。ずぼら人間は一番奥に位置する場所にわざわざ最初にやってくるのです。つまり、ずぼら人間とは必ずしも最短ルートを取ることを望まない生き物なのではないでしょうか?
3.考察
動線を考えた間取りとか流行ってますけど、最短の動線で活動したいと人は考えているのか、henkutsu的には以前から疑問がありました。この事例から考えるに、最短距離を考えるよりは、もっと直感的な感覚で家の中を動き回ってそうな気がします。
簡単に言うと、「寝室での着替えが寒い!!!」ということです。寒い部屋で着替えたくないのでは?ズボラというのは、タムパを意識しているのではなく、直感的に快適なほう、楽なほうに流れる生き物です。ネズミの迷路学習実験だって、ネズミは最短ルートを学習したとしても、あえてその道を通るとは限らないと言いますし。
そもそも動線を考えねばならないような広い家ではないので、快適さを選択するのではないでしょうか。
4.結論
新居ではファミリークローゼットで着替えをしてほしいと思いますので、ファミリークローゼットが快適な空間であるためにエアコンが必要である。
以上、検証報告おわり。
それでは。