現場で修正してもらったこと
人間はミスする生き物である。
人間は完ぺきではないので、必ず失敗すると思っておくことが大切だそうです。失敗を最小限に食い止めるには、できるだけ話し合うことだそうです。
あと、思い込みもたくさんありました。予想と違って「なんかちょっと変じゃない?」とかも結構あります。
henkutsu家では、壁についている照明。これは、もともとは廊下につけるつもりだったのですが、「廊下にはちょっと邪魔じゃない?」ということになりました。
そこで、急遽壁につけてもらうことにしました。こっちのほうがいい感じですね。
しかも、この照明を壁につけることになってからも、場所を一度変更しています。この照明がバランスの悪い位置についていたので、ちょうど真ん中の位置になるようにやり直してくださったのです。
あと、コンセントのカバー。木の腰壁の部分のコンセントカバーが白色でした。腰壁が濃い茶色なので、「白のカバーは目立つなあ」というのが第一印象でした。「別の色がいいんだけどなあ」と思っていたら、あら不思議。次の日には黒のコンセントカバーに変更されていました。
まだクレーム出していなかったのに!
建築士さんが事前に変更してくださったようです。言わなくてもやってくれるって、なんか嬉しいですよね。
つづいては、henkutsuの失敗。
洗面の造作棚。
いい感じにできているなと思ったのですが、なんと引き出しの取っ手を注文し忘れていました。建築士さんから投げられていたのに、henkutsuたちが探しておりませんでした(◞‸◟;)
急遽探していただいて、引っ越しまでには間に合うようです。
そんなこんなで、この家づくりで、みんななんかミスしています。
他人のミスには「お互いさまやな」と思えるほうが気楽です。どうせ、私もミスするんですから。
気になったら、誰かに言ってみると、案外すぐに対応してくれたりします。だから、時間の空きがあったら現場に行ってみるほうがいいな、と思いました。
でもね、こんなこと言いながら、ほんとうは「ここ気に入らないな、変更してほしい」と思いながら建築士さんに言えてないのが1か所あるんです。どうしよう。
それでは。
造作のドアたち
工事も大詰めです。
造作のドアたちがようやくできあがりました。
楽しみでもあり、心配もしていた箇所です。建築士さんには、写真などで「こんな感じ」と伝えて、デザインしていただきました。
重かったらどうしよう・・・とか、小さいかな・・・とか、施主支給のドアノブとの相性はいいのかな・・・、とか、気になりました。
1.玄関ドア
想像以上の収まりの良さ。単体で見たときは仰々しかったドアハンドルも違和感なく溶け込んでいます。
妻が主張し続けたセンターノブ。願いが叶ってよかったね。
ちなみに、外壁についている照明ですが、頼んでいたやつと全然違う。どんな間違い方?変更していただくことにはなっています。誰にだって間違いはあります。
2.ダイニングのフレンチドア
中からの感じ
外からの感じ
ガラスはまだ入っていません。こちらはドアの取っ手が小さいかなと思ってましたが、丁度良かったです。
3.廊下のガラスドア
このドアは、ドアハンドルを変更したのですが、変更前のドアノブ使用のドアになっていました。ドアハンドルは施主支給で購買済みです。
つまり、作り直しだそうです。
あー、反SDGs---。
洗面の前のドアをこれにしてもらってもいいですよ、とか代案を提示してみました。建築士さん的には「だめです。そういう問題ではない」みたいな感じになっていたので、それ以上は黙っておきました。
それでは。
スケルトン階段のこと
わけあって、しばらく更新しておりませんでした。それについては、またどこかで書きたいと思います。
さて、内装も終盤です。どんどん家になってきます。
ダイニングの窓から見えた桜
イメージした通り、窓にぴったり公園の桜が見えました。本当なら、この時期には完成だったので、家からお花見ができる予定でしたが、思い通りにはなりません。
さて、階段ですが、建築士さんのプランで、スケルトン階段になりました。しかも部屋の端っこではなく、真ん中。
まったくイメージできない部分の一つでした。
部屋の真ん中に階段・・・?
henkutsuも妻もイメージできたものと言えば、
すいません。想像力が乏しくて。
鎌田行進曲ほどの段ではなさそうですね。
でも、危なくないのかね?ゴロゴロゴロっていかないのかね?手すりを付けてもらいました。
廊下側からの落下防止ができました。リビング側の柵はまた別日に取り付けるそうです。
リビング側からの落下防止
間取りの都合上、左右で、デザインが違います。
開放感は合ってよさそうですね。
動物園の檻っぽくなかったので、ホッとしました。
色は黒ではなく、グレーにしてもらったので、ちょっと柔らかい印象になりました。無機質になりすぎると、家の感じからしてしんどいかなと思ったのです。
そこのふたり!落ちないでね。階段はゆっくり歩きましょう。
昨日。散りかけてましたが、お花見しました。ダイニング前のバルコニーより。
ちなみに、子どもたちの前にある石の山。これ全部、庭から出土したものです。henkutsuと妻が掘り出しました。これでもまだ庭の20%程度です。先は長い。
それでは。
庭づくり。1 開墾
henkutsu家は家にお金を使い果たしたので、庭は自力で、ということになりました。このことに関して、妻は「できる」と強気です。
大丈夫なん?
しかし、大丈夫も何も、先立つものが無いわけです。最近では、DIYとか流行っているようですし、おしゃれな言葉でごまかしときます。
ド素人の庭づくり、これは記録しておきたいと思います。
1.雑草が生えてきたのかな
3月の初旬。家を見に行った時、庭にほんの1cmほどニラみたいなものがでていました。
雑草?
次の日、子どものスコップをもって除去しようとしました。
しかし・・・。
深い。どんどん掘っていくと、土の中のいたるところにニラみたいなものが・・・。
さらに数分掘り進めると
、(╬☉ω⊙) 大きな石の下に、球根が20個くらいありました。これはやばい。撤去せねば。
ホームセンターで鍬とシャベルを買いました。
2.そういえばジャングルだった土地
henkutsuの土地は、新しい分譲地ではありません。前の住人が数十年放置してジャングル化した土地でした。もちろん木の伐採などはしてもらっていたわけですが、春になるといろんなものが芽吹きます。
どうやら前の住人は庭好きだったようで、きっといろんな花を植えていたことでしょう。そのご夫婦はなくなり、子どもたちは東京へ行き、庭は荒れてジャングルとなり、かわいらしい花たちは、生き残るために狂暴に野生化したようです。
これらの撤去が私たちの任務です。
本格的に開墾作業の開始です。
気分は、歴史の教科書に出てくる北海道を開拓した人。
少しだけ戦力になった長男。
全く戦力にならない次男は、掘った穴にはまっています。
根が深そうなものは、シャベルや鍬で掘って、ツルっぽい植物を見つけるときはスコップで丁寧にやって・・・・遺跡の発掘か!
毎回2時間ほどの発掘作業でゴミ袋いっぱいの球根と根っこです。
henkutsu、植物とか全く興味ないんですけど、3日くらいの開墾作業で、球根植物にもいろんな形があることを学びました。すくなくとも4種類の球根がありました。
あと、なんかの幼虫とか (_ _|||)
3.やたら石が多い土地
前の住人は石を使って庭を作っていたのでしょうか。やたら石が多く、これを撤去するのも一苦労です。
鍬を使って植物、石、土に分離していきます。
この石って言うのが、小石のレベルじゃないわけです。
3日くらいの作業で出た石でロックガーデンを作れそうです。
石の除去を考えると庭全体を掘り起こす必要があるのかも。先は長い・・・。
しばらくはこの作業ですが、いずれ進展がありましたら、記事にしたいと思います。
それと、ひとつ注意事項。
靴が泥だらけになります。車に向かうまでの道路に土が落ちて周りの住人に迷惑だそうです。
そういえば、業者さんたちは、敷地と道路のきわで靴を履き替えて車に戻っていました。そのようにしたほうがいいようです。
それでは。
足場の解体
今日は次男のMRI検査結果を聞きに行く日でした。
なんか赤ちゃんの時に、おでこがナポレオンフィッシュみたいに盛り上がってきてまして、1歳の時に頭の手術をしたわけです。おでこの部分の骨を切り取って、麺棒みたいなものでゴリゴリ骨を伸して、再度くっつけました。
その経過観察です。特に異常はなく、もう病院に来なくてもよいそうです。めでたしめでたし。
次男はものすごく気難しい子なのですが、脳になんかあるのかなと思いましたが何もないようです。あの性格、生まれ持ったものなのか。うーむ。ま、私らの子ですしね。納得。
意外にも病院が終わるのが早かったので、家を見学してから仕事に行くことにしました。
なんと、足場解体の途中でした。
はじめて見る家の全体像。
へ~。
思っていたイメージとは違う新鮮な感じでした。
模型とは違うんですよ。あたりまえか。
現場監督さんの工程表では今日が足場解体でした。そんな予定通りには進まんだろう、とタカをくくっていたので、カメラがない。しかたなく、henkutsuの壊れかけのスマホで撮影しました。あー、残念です。ていうかスマホ買い替えなさいよ、ってことなんですけどね。カメラが割れているので、黒い斑点が付いた画像になってしまいます・・・。それでも記念に撮影しておきました。
思わず時間が経過していました。仕事行きたくないなあ。
ちなみに、この写真は、あとで現場監督さんから送ってもらったものです。
にしても、薄汚い擁壁ですね('A`)
・・・どうするかね。プペルの美術館にクラファンで何千万も出す人がいるらしいやないですか。そんなご時世なんですから、ねえ、どなたか、ねえ。そのブームに乗っかって、どうですか。henkutsuがあなたの目を見てしっかりお礼を言う権利をあげますので、ねえ。
そんな権利、いらんな。
それでは。
カーテン?ロールスクリーン?ブラインド?
塗装作業もほぼ終わりつつあるようです。あいかわらず、センスのない写真ですが、テラスからの様子です。壁はグレーとベージュの間みたいな色にしていまして、木枠はこんな感じの茶色にしました。軒天はグレーです。好きな色の組み合わせなので満足です。
ダイニングからテラスに出る部分は、フレンチドアにするつもりで、建築士さんが作ってくれるそうです。
どんなふうになるかは、一切教えてくれません。ドキドキしてます。
窓周りを決めることになっています。
リビングの窓は、部屋をスッキリ見せたかったので、ロールスクリーンにしようと考えています。ブラインドも考えたのですが、リビングは4連続の縦滑り出し窓です。そこで、4枚のブラインドとなると、ひもがあちこちにプランプランして邪魔かなと思いました。ロールスクリーンは手で調整できるので、ひもがない分スッキリ見えるかなというのが狙いです。
勉強スペースはブラインドにしました。時間帯によって光の調整ができるところがいいかなと思います。henkutsuの学生の時の経験からそう思っただけです。
寝室と子ども部屋は今あるモノを再利用して経費を浮かせることを考えています。チグハグになる可能性大。2階にはお金をかけない。ブレない主張です。
そこで、疑問に思ったのが、ダイニングのフレンチドアです。フレンチドアにどうカーテンをつけるんでしょうか?
フレンチドアにロールスクリーン・・・お店っぽいかなあ・・・ちょっと違うなというのもありまして、カーテン屋さんに相談してみました。
カーテンをつける際に気になっているのは、この部屋の構図です。ドアの横にペレットストーブがあります。安全面を考えたときに、火のそばにカーテンがあるのは避けたいところです。
ご提案いただいたのは、縦型ブラインドです。片開きにすれば、開けたときもブラインドが左側にたまるので、危険ではありません。
さらに、ドアの横ではなくて、左側の一番壁側までレールを作っておけば、壁のほうにブラインドがたまるので、見た目的にブラインドがドアを邪魔しないのでは、とのことです。
カーテン屋さんなのに、自分の商品よりも、ドアがいい感じになることを考えてくださって、さすがです。
この方、何か聞いたらいろいろ探してくださって、こちらの欲しい提案をしてくれます。そして、henkutsuのアイデアをほめてくれます。そして、やんわりともっといいものを出してくれます。
この家を建てる中で出会った人の中で、コミュ力の高さはこの人が一番でした。
だってねえ、私ら家づくりの素人ですやん。素人の直感に何か意味を見つけてほしいんですよね、私らとしては。
翻って、自分の仕事にも言えるんですよね。自分の専門知識で相手にグイグイいかないように気を付けようと思います。
それでは。
照明のリペア
子どもの小学校に転校する旨、正式にお話ししに行きました。
4月からのクラス編成があるので、早く次の学校にお知らせください、とのことでした。引っ越しのある方は、早めに連絡しましょう。
担任の先生は、子どもの長所を探そうとしてくださる先生なので、良かったです。
「作業がのろいんですよ」ではなく、「癒し系なんですよ」と言ってくれる先生。
「余計なおしゃべりが多い」ではなく、「物知りなんで、聞いてて楽しいですよ」と言ってくれる先生。
大事なことですよね。
「年寄しか住んでいない町に引っ越すんですよ」ではなく「歴史の息吹を感じる町に引っ越すんですよ。」
「ブロック塀を壊す代金を支払わない強欲な老人が裏に住んでいるんですよ」ではなく、「オレオレ詐欺には絶対引っかからなそうだけど、還付金詐欺には引っかからないか心配な高齢者が住んでいますよ。」とか、町のいいところを探そうと思いました。
さて、祖父の家の照明を玄関にぶら下げることにしました。
henkutsu父に取り外しと梱包をお願いしたのですが、なかなかに難しかったのか、ガラスが外れるわ、コードがちぎれるわ、大変だったようです。
リペアをお願いしたのですが、ガラス製品って意外と扱っていないようです。アンティークショップに持って行ったのですが、家具の修繕はできるが、ガラス製品は難しいとのことでした。残念。
「自分ではできないし」とかグチャグチャ粘っていると、やってくれそうな町のガラス屋さんを紹介してもらいました。
ありがとう。家具の修理は今度頼みます。
おじいさんが一人でやっているお店でしたが、きれいに修理してくださいました。段ボール箱に詰めるときも、丁寧な作業でした。
大工さんにも思ったのですが、きっちりした仕事、見えないところへの気配り、無駄のない動き、職人だなあと感動します。
使う人が困らないような配慮、ありがたいです。
この照明についていた電球。特殊な形状なんです。祖父か祖母かが、この電球の包み紙を取ってくれていたようです。40年くらい前のものでしょうか。デザインが昭和。これがあったおかげで、東西電機さんの電球ということが分かったので、購入できそうです。
いつか、子どもや孫が困らないように。祖父母らしい仕事です。包み紙一つにも、人柄がよみがえってきます。
それでは。