偏屈の家

偏屈夫婦が建築士さんと家を建てながら考えたことを記録します

照明のリペア

子どもの小学校に転校する旨、正式にお話ししに行きました。

4月からのクラス編成があるので、早く次の学校にお知らせください、とのことでした。引っ越しのある方は、早めに連絡しましょう。

担任の先生は、子どもの長所を探そうとしてくださる先生なので、良かったです。

「作業がのろいんですよ」ではなく、「癒し系なんですよ」と言ってくれる先生。

「余計なおしゃべりが多い」ではなく、「物知りなんで、聞いてて楽しいですよ」と言ってくれる先生。

大事なことですよね。

「年寄しか住んでいない町に引っ越すんですよ」ではなく「歴史の息吹を感じる町に引っ越すんですよ。」

「ブロック塀を壊す代金を支払わない強欲な老人が裏に住んでいるんですよ」ではなく、「オレオレ詐欺には絶対引っかからなそうだけど、還付金詐欺には引っかからないか心配な高齢者が住んでいますよ。」とか、町のいいところを探そうと思いました。

 

さて、祖父の家の照明を玄関にぶら下げることにしました。

henkutsu父に取り外しと梱包をお願いしたのですが、なかなかに難しかったのか、ガラスが外れるわ、コードがちぎれるわ、大変だったようです。

リペアをお願いしたのですが、ガラス製品って意外と扱っていないようです。アンティークショップに持って行ったのですが、家具の修繕はできるが、ガラス製品は難しいとのことでした。残念。

「自分ではできないし」とかグチャグチャ粘っていると、やってくれそうな町のガラス屋さんを紹介してもらいました。

ありがとう。家具の修理は今度頼みます。

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おじいさんが一人でやっているお店でしたが、きれいに修理してくださいました。段ボール箱に詰めるときも、丁寧な作業でした。

大工さんにも思ったのですが、きっちりした仕事、見えないところへの気配り、無駄のない動き、職人だなあと感動します。

使う人が困らないような配慮、ありがたいです。

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この照明についていた電球。特殊な形状なんです。祖父か祖母かが、この電球の包み紙を取ってくれていたようです。40年くらい前のものでしょうか。デザインが昭和。これがあったおかげで、東西電機さんの電球ということが分かったので、購入できそうです。

いつか、子どもや孫が困らないように。祖父母らしい仕事です。包み紙一つにも、人柄がよみがえってきます。

それでは。