偏屈の家

偏屈夫婦が建築士さんと家を建てながら考えたことを記録します

まずは土地

家を建てると決めたのは2020年4月。幼稚園の休業、在宅ワーク、外出できない。じーっとマンションの部屋に潜んでいるの、しんどい。うーん、家でも建てるかってなりますよね。2021年現在ウッドショックとか言ってるし、みんな考えること一緒ですね。

さて、2021年8月、まだ着工もしていない。「いったいこの1年何をしてたんだ?」百合子や菅に掛けられる罵声が、自分に言われてるみたい。

 

時を戻して2020年4月、まずは土地を見に行こうということになりました。

では、どんな土地を希望か。

書き出してみましょう。

・ある程度落ち着いた街並み(新規の分譲地ではない)

・家庭菜園ができる広さ

・henkutsuの職場に近い

・眺めがよい(開放的)

・静か(大通りには面していない、飲食店・コンビニが隣にない)

・自然災害の心配がない

・家の前の道路幅が6m

まとめるとこんな感じでした。

 

新規の分譲地は避ける、これが最上位の希望。

整然としているのが、なんか苦手。

それに新興住宅地のイメージって子どものころ見た「金曜日の妻たち」とか「毎度お騒がせします」じゃない?みなさんどう?

誰もそんなイメージないか。

でも、henkutsuはそうなんです(`・ω・´)

整いすぎてると、「えー、ほんまは不倫してるんじゃないの(by金妻)」「あそこの息子さん、いやらしい妄想してんじゃないの(by毎度)」的な、「きれいにしてるけど、ほんまは裏があるんじゃないの」ていう胸騒ぎがして落ち着かないんです。病気か。ここまでがhenkutsuの意見。

ここからが妻の意見。新興分譲地は若い家族が多そうなんで、ちょっとしんどいかな。ま、選ばれる理由もそこなんでしょうけど。同世代の人が多いと「子どもの友達がすぐにできそう」とか。henkutsu夫婦はほんの少し、結婚が遅かったので、えーほんの少しですよ。だから若いお父さんお母さんとやっていけるかな心配っていうことみたいです。まあそうだよね、「いやーねー、あのオジン」とか言われたらいやじゃない。オジンとかバブル期のOLのことばでしたね。

 

そこで、ある程度くたびれた熟成された住宅街をターゲットにします。そういう町は新しい家と古い家が点在して面白いんですよね。公園や道の植栽も育っているのでいい感じにこなれてきてて、自然な佇まいになってるでしょ。風景として落ち着ていてるって大事なことです。散髪したての角刈りに話しかけられると落ち着かないようなもんです。

それでは。