偏屈の家

偏屈夫婦が建築士さんと家を建てながら考えたことを記録します

イン・ザ・ダークルーム

先日のオープンハウス、henkutsuはそこそこ気に入ったのですが、妻はいまいちだったようです。

この辺りの夫婦間での印象のずれは整理していかないと、実際の家づくりにおいて夫婦で全然違うことを感じてしまって、方向性がまとまらないということになりそうです。

いろいろな方のブログを拝見していると、夫婦そろってナチュラル派とか方向性が同じならうまくいきそうです。それか、方向性が違う二人の場合、一人が家づくりに興味あるけど、もう片方は「好きにすれば」だとこれまたお互いの利害関係がマッチしていてよそそうです。henkutsu家のようにお互い「・・したい」だけど方向性が違うって大変ですよね。そういう夫婦の家づくりは血で血を洗う争いとかになったりするんでしょうか。

思えば、私たちの趣味は全く違うんです。

食べ物:henkutsuは魚、妻は肉

夏のお菓子:henkutsuはさっぱりシャーベット、妻は濃厚チョコレートアイス

柔軟剤:henkutsuは無臭、妻はバラの香りのなんやら

妻のほうが濃いのかと思いきや

ドラマ:henkutsuはドロドロ昼ドラ、妻は胸キュンさわやか恋愛もの

本当に合わない┐(´-`)┌

意見が合うものと言えば、面白いコメンテーターは岩井志麻子っていうことぐらいかな。

 

さて、このオープンハウスに関しての大きな好き嫌いの違いのひとつは「部屋の明るさ」です。

henkutsuは木製の大きな窓がとても印象的で開放的で◎だったのですが、妻はこれが×  部屋が明るすぎるとのことです。もっと薄暗い家がお好みのようです。そういえば、妻の好きな建築家さんのてがけた家は決して明るくはなかったように記憶しています。

イメージでいうと

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きっと、こんなんとか、だと思います。

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窓は小さくて、陰影があって、趣のある家ですね。素敵なんだけど、このお部屋で夕食がレトルトカレーだったら、わびしさもひとしおじゃないですか?

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これくらいでどうやって思うんですけど、これは妻としては軽いようです。この家を子どもが裸で走り回るわけですよ、どうなん?

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しかし、妻の心はゆるぎないようです。

明るいより暗い。

うーん。

聖子より明菜・・・

確かにhenkutsuは明菜派やしねえ。

いかんいかん、暗いによってしまった。

明るいものを探さねば。

 

若乃花より貴乃花・・・

荻野目洋子より荻野目慶子・・・

暗いのって心惹かれるところはある。ある。

 

カルロストシキより杉山清貴・・・

この対比ならどっちでもいいか。

 

henkutsuは実家が大阪の住宅密集地なので、窓を開けることができなかったし、そもそも全部すりガラスでした。だから、開放的な家にめっちゃあこがれるんですうう。妻は緑豊かなカントリーサイド出身なので、あけっぴろげな感じがスース―して心もとないんだとか。

 

開放感を考えると大きな窓のほうがいいし、気密性や防犯を考えると小さい窓のほうがいいですよね。

これも土地や周囲の環境とのかねあいもあるでしょうし、ぼちぼち考えていきます。

それでは。