この建築士に決めた!
ある日、妻が「もうひとり会ってみたい建築士さんがいるんだけど。」とのこと。HPがあるようですけど、今までヒットした事のない方でした。
へ「どうやって見つけたの?」
妻「第2の建築士さんのfacebookにお友達になっている人をたどっていったらみつかった。」
すごい情報収集力。鬼女ですね。
この第3の建築士の方にお会いしたあとで、どちらの方がよいか考えようということになりました。
妻にとって第3の建築士を探す最大の動機は、これまでの2人が「センターノブ」と「柿沼守利さん」を知らなかったことにあるようです。「ありえない」と憤っていましたが、「浜村淳(オスギでも有村昆でも可)がすべての映画を知ってるわけでもないやろうに?」って思っちゃいますよねヽ(´▽`)/
へ「わかりました。じゃあ、会いに行きましょう。そのかわり、会って最初に柿沼さんの話とセンターノブの話をしてよ。そこで、判断できるんじゃないのかな。」
妻「そうする」
当日。指定された場所に車で向かいます。カーナビに住所を入れたんだけど、田んぼの真ん中。大丈夫か?
小さな公民館みたいなところにつきました。
建「こんにちは。」
henkutsuと同年代くらいの穏やかそうな方でした。なんでも最近独立したばかりで、事務所は持ってなくてレンタルスペースなどで打ち合わせなのだそうです。
これまで会った二人は過去の建築例など写真で見せてくれたりしたんだけど、この人は「持ってきてない。」とのこと。「家に帰ればありますけど。」だって。そりゃレンタルスペースだからね。
妻「私の希望としては、センターノブで」どうたらこうたら。
建「いいですね。イギリスの邸宅みたいな重々しさがあって」なんたらかんたら。
第1ステージクリアやがな・・・。
妻「柿沼守利さんの建てるお家みたいなのがすごく好みで」どうたらこうたら。
建「いいですね。何とも言えない色っぽさがありますね」なんやらかんやら。
なんと、あっさり第2ステージもクリア!Congratulations!!★(*^-゚)⌒☆
どうでもいいけど、色っぽい家ってなんや?小泉環境大臣?
妻は今までになく上機嫌でした。
ここで、3人のおさらいです。
恋愛シミュレーションゲームみたいですね。誰がお好み?
結局は第2か第3かで悩みました。
家の感じとしては第2の建築士さんは大らかな感じで、HPの建築例は子どもや家族が楽しそうにする姿が撮られています。第3の建築士さんのHP建築例は施主の奥様が家事をしたり佇んでいたりするようなキラキラした感じ。それぞれのターゲット層ということなんでしょうか?
お二人に間取りを作ってもらってコンペするという方法もあったんですけど、henkutsuはそこまでお願いするのがどうしても抵抗があったんです。自分の本業の仕事で競争して資金を稼がないといけないことがあるのですが、それがすごくストレスなんです。できればしたくないーって思います。自分が嫌なんで、人にそういうこと頼むのできないんですよ。
だから最初から一人に絞りたいんです。
では、どうやって決めるか?
いろんな施主の方のブログを読んで思ったことです。
それは、施主はhenkutsu夫婦であるということ。つまり、家づくりを一つの仕事のプロジェクトとするなら、このkenkutsu夫婦の脳内を形にしてくれる人とチームにならないと、仕事が進まないということです。
この時から1年経過しましたが、今でも思うけど脳内のイメージを伝えるって難しいんです。言葉で説明しても、写真で具体例を見せても、やっぱりイメージってうまく伝わらないんです。
第2の建築士さんはことばで理解しようと、会話から私たちのイメージをつかもうと頑張ってくれる方です。
第3の建築士さんは直感で理解しようとする方です。
ことばか直感か・・・。
うーん。
これはhenkutsuと妻の関係でもあるな。
henkutsuことば、妻直感。
ぜったいそうだ。だから、henkutsuは第2の建築士推し。妻は第3の建築士推し。
でも、どちらの方を選んでも、henkutsuか妻かが窓口になれば、話し合いはできるので、どちらでもいいといえばどちらでもいい、という結論になりました。
夫婦がどちらもことばを頼りにする人だったらだ2の建築士さんがいいでしょうし、夫婦二人とも直感型の人なら第3の建築士さんがいいでしょう。これは、心理学的には本当らしくて、知能って「ことば」が優位な人と「直感」や「視覚認知」が優位な人がいるようです。知能の得意なところは人によって違うので、自分と同じような知能(脳?)のパターンの人との方がコミュニケーションを取りやすいということです。
知能のパターンからコミュニケ―ションをとりやすい建築士さんを選ぶっていうのも選び方の一つです。
henkutsu夫婦はどちらの方でもいいっていうことで、最終的にはサイコロで決めました。ここまで引っ張ってこんな決め方で本当にごめんなさい。
せ~の、何が出るかな何が出るかな。
第3の建築士さん、に決定!!
それでは。