偏屈の家

偏屈夫婦が建築士さんと家を建てながら考えたことを記録します

家購入へ動き出す

突然ですが、ずっと気がかりなことがあったんです。

学生のころ占い師が「henkutsuさんは、ジプシーになって野垂れ死にます。」って言ってきたんですよ。

「えー、マジっすか・・・でも、わかるような気がする」

とはいえ、今や妻子ある身の上、野垂れ死ぬわけにはいかんのです。ジプシーは定住しない者をいう、つまり野垂れ死なんためにいつかは定住=家を建てねば。しかし、そのチャンスがなかったんです。なんでって?お金がないから(`・ω・´)

それだけでなく、henkutsuの仕事が不安定なもので日本中を転々としておったのです。なんでこの未来を予言できたのや占い師、恐るべし。

ありがたいことに、4年ほど前ようやく腰を据えて仕事をすることになりました。「建てるなら、今でそ」てなりました。

今はマンション住まいなんですけど、コロナ禍にあって夫婦そろって「やっぱり家が欲しい」ってなりました。それが去年の4月くらいです。お互いの共通する希望は庭があることでした。

まず、狙いをつけたのは中古住宅。

妻の戦略。「昔の豪邸も何十年もたったら、ほぼ値段は土地のみ。そこを狙うんや!!買いや買いや買いまくるんや」

それはそうと、以前大阪に住んでた時に妻がこよなく愛した関西ローカルの番組のコーナーに「小枝不動産」というのがありました(今もあるのかな?)。ちょっと変わった家をレポートするようなコーナーだったと記憶しています。(違うかったらすいません。)田舎の名士のお屋敷(参勤交代の道中のお殿様の休憩所があるんですよー、とか)なんかがレポートされるとすごい食いついてましたね。あれネタとして視聴していたんではなくて、本気やったんかいな、それはそれでコワ。

 

とりあえず、桂小枝気分で何軒か見学しました。ところが・・・

「ん-、壁にヒビが・・」とか

「あー、天井が斜めに・・」とか。

そうなんです。この地域数年前に大きな地震があったんです。大がかりなリフォームになりそうな予感。それなら新築でもよくないか?うーん・・・

そんなこんなで、戦略の練り直しとなりました。

それでは。