偏屈の家

偏屈夫婦が建築士さんと家を建てながら考えたことを記録します

風呂を選ぶ

henkutsuはお風呂大好きおじさんなんです。

既報の通り、造作風呂案は瞬殺されましたので、お気に入りのユニットバスを探しています。

さて、このお風呂なんですけど、細かいことを気にする人と減額の第1候補にあがる人に分かれるような気がします。ここには、その人の生活の仕方や価値観なんかも関わっているんでしょうね。

減額派の人は「なんならシャワーだけでもいいんですけど」という人も多いようです。henkutsuは絶対にお湯に浸からないと気が済まないのです。妻はシャワー派でした。日本で生活していてシャワーだけの人がいるなんて考えたこともなかったので、結婚当初はすごくびっくりしました。henkutsuがギャンギャンいうので、妻も最近は湯につかる派に改宗しました。

 

なので、henkutsuにとって入浴タイムは「お湯につかる」時間をさします。ですから、ユニットバス探しの第1条件は「快適な浴槽」になります。

1.浴槽を売りにしているのか

いろんなメーカーのショールームを見学したり、パンフレット、HPなどを比較してみました。

意外にも「お湯につかっていることの快適さ」を前面に押し出しているメーカーは少ないんです。

どちらかというと、「掃除の簡単さ」と「付帯設備(浴室乾燥やら)の充実」を押しています。

で、ですね。

henkutsu的にはそういうのがささらないわけです。家電でもスマホでも、「いらないんですけどその機能」「その機能いらないから、デザインかっこいいのないですかね」とよく思います。

今のマンション浴室乾燥ついていますけど、ほとんど使用したことないです。ドラム式の洗濯機があれば十分ですし、何ならコインランドリーもありますし。

浴室乾燥下げ記事ではないんですよ。でもですね、場所によって全然乾かないから途中で洗濯物の場所移動させたり、使用後浴室全体が薄汚れた感じになるので浴室掃除の時間帯のことを考えて使用する必要があったり、意外に使えない子なんですよねえ。あくまでも個人の感想です。

で、本題。

ユニットバスのメーカーなんだったら、浴槽で勝負してほしいんです。

明確に浴槽押しなのは「タカラスタンダード」さんと「トクラス」さんでした。

2.感覚的なこと

浴槽は肌が浴槽の材質に接触することになります。つまり、触感が大事なわけです。ショールームで触った感じとしては、タカラさんのホーロー浴槽は段違いに良かったです。ちなみに、タカラさんは人大もずっしり重かったです。他社製品は触れた感じが軽いです。浴槽をコンコンと叩いた時のずっしり感に心惹かれます。中身が詰まってそうで、goodです。

3.ホームページやパンフレットに思うこと

どのメーカーもなぜか、風呂に入っているページのモデルはおじさんです。掃除楽々のページは女性です。

これ、どうにかならんか。掃除するのがおじさんや子どもでもいいんじゃないのかな。このご時世。

最近職場でhenkutsuはLGBTQ係(性の多様性の何とかかんとか)でして、こういうのが気になって仕方ない。田島陽子みたいなこと言ってすいません。

どうでもいいことですが、先日も会議でhenkutsuが、職場での配慮について説明しないといけないことがあったのですが、案の定おじさんからクレームがでます。

おじさん「研修を受けたんだから、私たちだって十分理解しているんですよ。で、ほかの会社は(性の多様性への配慮を)やってないんだから、うちが一番最初にやる必要ないんじゃないの。ガハハハッ」だって。全然理解できてないやんか。

そのうえ、会議が終わったら後輩がニヤニヤしながらやってきて、「henkutsuさーん、今日の会議、そこまで言って委員会みたいでしたね。おつかれさま~」とか言うんだよ。どうよ?あの、ゆとり野郎。

っていうか、やっぱり田島陽子なんやん。

まあ、いいんですけどね。知らないこともたくさん勉強できたし。

 

それで、結論としてはタカラスタンダードさんのホーローのお風呂がいいなって思うんですよ。ちなみに、タカラさんのHPは他社と比較しても一番ダサいです。なんか、団塊の世代のリフォーム物件がボリュームゾーンなのかしら、っていう作りです。余計お世話か。

それでは。