偏屈の家

偏屈夫婦が建築士さんと家を建てながら考えたことを記録します

オープンハウスで考えた

第2の建築士さんが手がけている新築のオープンハウスをするということで、お邪魔することにしました。

 

外観はこの建築士さんのHPで見かける大屋根の平屋の建物でした。

他人の家なので間取りとかのせるのは失礼なのでやめときます。けど、とてもいいなって思いました。

直感的には「子どもが楽しい家」でしょうか。

なんでそう感じたんだろうね?

実際、うちの子どもは楽しんでましたから、かな。

人の家だから、頼むから大人しくしといてくれたまえ!!

わが子は、住宅メーカーのモデルハウスよりも、この家が一番楽しそうにしてました。

子どもを物差しに使うのもどうかと思いますけど、まあ彼らが住む家を考えてるわけですし。

 

メンタリストhenkutsuが子ども心を推理したところ、この家はどこにいても誰かの気配を感じることができる家になっているからではないでしょうか。

ロフトがあったんで、気まずくなればそこに逃げ込むもよし。気配を感じながら顔を合わせずに済むという絶妙の距離感。

キッチンを家の真ん中に置いた間取りだから、そう感じるのかもしれません。そこに住むときに、どんな視線の持っていきかたをするかイメージするって大事なんですよね、きっと。知らんけど。

 

この家の一番記憶に残っているのは

リビングの窓が大きくて、腰かけられるやつ。

↓こんな感じ

f:id:henkutsunoie:20210909232225j:plain

 

https://static.dezeen.com/uploads/2017/08/st-declans-terrace-architectural-farm-Dublin-architecture_dezeen_2364_col_4-852x1278.jpg

 

これよくない?

後から自分でいろんな使い道を考えられそうで、将来に伸びしろがあるというか。

木製のサッシも落ち着いていていいなあ( ̄∇ ̄)

象徴的なところを、木製サッシの窓にできたらいいなあ( ̄∇ ̄)

という感想でした。

 

便利さとか美しさとかも大事だけど、子どもがワクワク楽しいと思ってもらえる家がいいな、ってこの時は思いました。コロナ禍で家建てを決心したのも原点はそこなわけですから。次の日には、大人の事情を優先させた家にしたくなるんでしょうけど。

 

henkutsuは満足だったんだけど、残念ながら妻はそうでもなかったようで。

玄関の外を出て、軒下をじっとみつめてました。「この素麺みたいな柄はなに?」とか「玄関ドアを何で引き戸にしたんだ?」とか建築士さんに詰め寄ってました。やっぱりまずは玄関。最初に疑問を持つと次には進めないんです。ドミノも最初が倒れなかったら、次は絶対倒れませんからね。

 

へ「妻さん、どんな玄関をご希望なの?」

f:id:henkutsunoie:20210910000507j:plain

https://i.pinimg.com/564x/93/c7/7f/93c77f53359c9eebe9b2fa7fdf391eeb.jpg

 

へ「ないやろ。予算を考えなさいよ。」

妻「妄想するのは無料です。」

実際の家を見学して、少しずつ「こんなことしたい」というイメージが作られてきました。モデルハウスではどうしても現実味がないので、イメージしづらいところがありますから、この経験はよかったです。

それでは。