偏屈の家

偏屈夫婦が建築士さんと家を建てながら考えたことを記録します

行動のABCと収納

祝!ブログ開設1か月。

慣れない作業ですがなんやかんやで1か月経ちました。

素人感満載ながら、こんなブログにたどり着いていただき、さらに記事を読んでくださる方がいらっしゃるのには本当に感謝です。思ってもみなかった反響に戸惑ったりですが、今後ともお付き合いくださいませm(._.)m

パソコンとスマホiPadでは写真の見え方が違ってたりします。iPadでは写真がひっくり返ってたりしますが、なんでなんやろ。修正の仕方は分からないです。iPadごとひっくり返しすと当然ですが画面もひっくり返りますので問題解決しません。逆さ眼鏡をかけるなどして対応ください。

さて、現実生活でも10月くらいから着工する予定とのことですが、まだ見積もりも出ていません。また、この予定も遅れるんでしょうねえ(¬_¬)

さかのぼれば、今年のお盆には家が完成しているはずだったような気もしなくはないのですが・・・深く考えるのは、やめときます。

 

さて、第2の建築士さんに相談をしていたころ、具体的に方向性を考えるようになりました。

「収納が楽な家」

なんか、我々にしてはまともなコンセプトが出てきました。

家事に関しては、夫婦で分業。得意分野をそれぞれ分担しておけばきっとストレスフリーです。henkutsuは調理が大苦手です。これは妻の領域です。家庭科の調理実習とか気が狂いそうでした。ねちょっとしたものを素手で触るのがダメなんです。デリケートでしょ。それに比べると掃除と片付けはhenkutsuの領域です。妻は片付けが苦手なので、収納が楽にできる家を希望しています。「henkutsuがジロジロ見てる気がする!」らしいです。モラハラとかしてませんよ、たぶん。

 

現在のマンションですが、henkutsuたちが住み始める前にイベントで収納コーディネーターみたいな人が来て、こうすれば収納上手になりますみたいな催しをやってたそうです。そのイベントをやらせる条件に、収納グッズはそのまま置いといてくれることになっていました。こんなやつです。

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プロが収納棚を作ってくれたんだから、あとは物を入れるだけ、楽勝やんかいさ!って思うでしょ。

それは大間違い。今や見る影もなく、グッシャングッシャンのギッタンギッタンですから。

収納のプロは収納が好きなんですぜったい。収納が好きな人はこの写真のように分類が上手なんです。つまり、分類好きな人が収納上手なんです。これ、めっちゃいいこと言ってるよ!

物の分類に関心がない人は収納のプロが作った収納が使いにくいんです。だって、食べものと赤ちゃんのおむつが同じ箱に入っていても気にならないんですから。分類問題については話が長くなるのでまたいつか。

 

行動のABCというのがあります。A(行動の条件となる原因・環境)→B(行動)→C(結果)で、行動(収納できないこと)に目を向けてはいけないのです。行動を変えるためには、AかCを変えることが大切なのだそうです。

つまり、収納できない人が収納するようになるには環境か結果を変えることです。

ふーむ。まず、最初に手を付けたのは洗面台。Aを変える戦略。

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洗面台下の収納に洗剤を置いてます。しかし、妻はこの洗剤を片付けられないんです。いつも洗面台の上に放置します。子どもが触ってこぼして大惨事。

なぜだ?行動のABCです。

ダメなのはこの環境です。左側の扉の奥に洗剤を置いてます。しかし、この前にゴミ箱があります(ていうか、このファンシーなゴミ箱どうなんかな。20年以上使っているから気にしたことなかったけど、写真で見るとどうかしてるよな)。取り出すときにゴミ箱があるために扉を全開にできず、ちょこっとだけ開けて洗剤を取り出します。すると扉は閉まります。ですから洗剤を片付けようと思うとまた扉を開けないといけないのです。これが面倒なんです。

対策:洗剤を右側の扉の奥に置くようにする。

効果:2回に1回は収納に片付けられています。

おー、効果絶大、行動のABC。

新居での対応:扉をなくす

これは絶対に扉の開閉が要らないので収納する確率大幅アップです。

しかし、扉がないと物が見えることになり妻の美意識に反するそうで、絶対扉を付けてほしいとのご意見です。

 

間取りの提案:洗濯機上に収納スペースを設ける

これで扉の開閉を邪魔するものはないはず。しかし、収納スペースは背伸びしなくても物がとれる高さに設定しないと、この背伸びをするという動作を面倒に感じるわけです。

去年の今頃はこんなおしりたんていみたいなことをしておりました。

それでは。