偏屈の家

偏屈夫婦が建築士さんと家を建てながら考えたことを記録します

リバーサイドハウス

前回建築事務所さんをキャンセルしたので、また振り出しに戻りました。建築士さんに知り合いもいないので、その人のキャラクターとかテイストとかはわかりませんから、お見合いだと思って、たくさんの人に会うことも大切かなと思うわけです。

 

現在住んでおりますマンションの近くには川が流れておりまして、いいお散歩コースなんです。川沿いにはホテルが林立しておりまして、「henkutsuさんったらマンハッタンみたいな街並みに住んでらっしゃるのかしら」とか想像されるかもしれませんが、ホテルと言っても全部ラブホテルなんですけどね。ロマンチックでしょう。子どもと散歩していたらラブホテルの電飾をクリスマスのイルミネーションと勘違いしているのか、「サンタさんの家」とか言ってます。サンタさんったらプレゼントを配るのに疲れたら3000円でご休憩してるのかもね。henkutsuはこんな情操教育もできる文教地区に住んでるざます。

このお散歩コースのちょっとした隙間に新しい家が建ち始めました。小さな家なんですけど、目を引く建物で、その前を通るのが楽しみなんです。

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これhenkutsu夫婦が挙行した結婚式のチャペルなんですけど、これを思い出す雰囲気の建物でした。(と思ったんだけど、今画像見たら全然違いました。記憶っていいかげんです。)三角屋根になっていて、屋根の部分の壁面にガラスがはまっているとか、そういうところが似ていただけかもしれません。

ある時、いろんな建築士さんのHPをちょこちょこ見てたら、この家が!!

個性的な家だったんで、やっぱり建築士さんの建てた家だったようです。

HPには、ほかに手掛けたお家も紹介されていました。ホテル街の家はこの建築士さんの家としてはイレギュラーで、ほかの家はどちらかというと「和」な感じで、屋根の大きな、ちょっと懐かしいような大らかな感じの家が多いようです。

どんな家かっていうと

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引用:元興寺

こんなの。

屋根がこういう三角錐で、安定感のある形。あくまでも全体的な形が似ているということで、瓦を使っているわけでもないし、全部障子の家というわけでもありません。

「和」な感じは敬遠していたんだけど、穏やかに落ち着いた感じでいいかも(^^♪

 

へ「HPで見つけたんだけど、この建築士さんどう?」

妻「うーん」m(^._.^)m ドレドレ

・・・・

・・・・

・・・・

へ「どう?」

妻「あかん」

へ「え?なにがでしょう?」

妻「玄関の床がモルタルっていうのが違うかな」

・・・でた!

玄関ドアノブに続いて玄関床へのいちゃもん。

妻「モルタルっていずれヒビが入るわけでしょう。それが味って言われてもねえ。味っていうか味ノリね。」

味ノリ?黒いだけに。ご飯に巻いたら割れますし。

っていうことで合ってる?

 

とはいえ、まあ、そうですね、人間まず玄関から家に入りますから、まず玄関のディティールから考えるのは大事かもね。リビングとかキッチンはまだそのずっと先の話。いつや。

ていうか、実はすでにメールでこの建築士さんに会う約束しちゃったんだよねえ(・ω<) 

それでは。