偏屈の家

偏屈夫婦が建築士さんと家を建てながら考えたことを記録します

第2の建築士

川沿いの家を建てた建築士さんの事務所に伺うことになりました。結局、家族全員です。

その事務所はご夫婦で経営されているそうで、2人とも建築士さんです。子どももいらっしゃりhenkutsuの長男と同い年、ご夫婦も私たちと同年代だと思われます。ご夫婦とも穏やかな感じで、お話し好きそうですし、子どものためのプレイエリアも設けてあり、じっくりお話しできそうな雰囲気です。。

前回の人より全然いい!

 

事務所の方針などを説明されて、こちらの要望も丁寧に聞いてくださいました。

そして、土地の話になりました。

狙っている土地の候補がいくつかあり、その中でも1つ決めようと考えているが、その土地をどう思われるか聞いてみました。

建築士・夫「こればっかりは現地に行ってみてみないと何とも言えませんね。一応グーグルでみてますけど、これだけではなんとも。henkutsuさんの第1希望の土地は面白いと思いますよ。いろんなアイデアが考えられると思います。」

へ「そうですか。ありがとうございます。」

建築士・夫「でもね、それより大事なことはどんな人が住んでるかってことなんです。だって、そこで何十年も住むわけですから。もちろん、隣人がすごくいい人でも引っ越されて、次に嫌な人が越してくるかもしれませんけど。それでも今どんな人が住んでいるかは大事です。」

へ「そうですよね。野良猫に餌付けする隣人は嫌なんですよ。」

  (henkutsuには、こんな苦い思い出があったわけで)

henkutsunoie.hatenablog.com

 

建築士・妻「今から隣人が嫌なら、その土地はやめたほうがいいんじゃないですか。いくら家が建てやすくても生活しにくいのなら意味ないでしょ。」

へ「そのとおりですよね。」

建・夫「henkutsuさんの第1希望の土地のほうは、周りの住人の方はどんな方なんですか?」

へ「それはわかりません。会ったことありませんから。」

建・夫「じゃあ私が見てきてあげますよ。私、知らない人の家にピンポンするの大得意なんです」

へ「いいんですか?ほんとうに?ありがとうございます。」

建・妻「お子さんの学校はどうされるんですか?」

への妻「転校でしょうね。」

建・妻「進学のこと考えたら今のお住まいの校区のほういいんじゃないんですか。」

への妻「勉強は主人の担当なんで、私、よくわからないし。」

へ「え?いつから?」

建・夫「進学なんていつの話?まだ幼稚園なんだから、わからないですよね。」

建・妻「何言ってるの?大事よ。」

と言って、この地域の進学校と言われる公立高校の中学校別合格者数のプリントをコピーしてくれました。

建・妻「henkutsuさんたち、こちらの方じゃないからご存じないかもですけど、こういう情報集めとかないと。」

建・おっと「今いる?」

建・妻「henkutsuさんのこの土地の中学は、うーん、よくないわよ。塾行かせなさい。もしくは私学の中学ってのもありね。」

そんな先のこと考えたことないけど、あっという間のことなんでしょうね。

長男なんか、心配っちゃ心配なんですよ。

いまはやりのHSC(感受性が人一倍強い子、みたいな。知らんけど)なんじゃないかしらとか思うわけですよ。うまく適応できるのかねとか、ねえ。考えすぎかね。

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この夏は、飼っていたクワガタがお亡くなりになった時は大変でした。お葬式をして、その後土に埋めようかと思わったんだけど、土に埋めるのはよくないんだって。その土地で生まれたわけじゃないから生態系を乱すとかで、燃えるゴミで出すようです。でも、子どもの前でそんなこと、ねえ。葬儀後、子どもを寝かせて「夜の間に天使ちゃんが運んでいきました。」ということにしてゴミに出しておきました。

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主をなくしてひっそりたたずむくわくんの家

すいません、家に関係のない話でした。虫の家ということでこじつけてみました。

それでは。