偏屈の家

偏屈夫婦が建築士さんと家を建てながら考えたことを記録します

センターノブへの異常な愛情

建築士さんへのアンケート作成ですが、henkutsuの妻にもいろんな思いがあるようでして、夜な夜な考えているみたいです。

へ「ところで、一番の希望は何なの?」

妻「そりゃあ、玄関ドアのノブがセンターのやつで」

 

ノブがセンター・・・?

センターのノブ?

センターの千鳥?

センターの大悟?

炎上のDaiGo?って言いたかっただけです。

 

また、よく分からない角度から入ってきたな。なんでしょうか?センターノブ?

commons.wikimedia.org

こういうもんらしいですよ。

ドアの真ん中にドアノブがついているものでして、ヨーロッパのお家ではよく見られるものだそうです。

妻「ほら、イギリス首相官邸の玄関ドアのことよ。」

知らんがな。

彼女のこの種の発言は嫌味ではなくて、特殊能力のなせる技です。心の底から尊敬します。

細かな道具とか仕立てをものすごく観察していて、一回見ただけで記憶できる能力があるんです。きっとニュースかなんかでジョンソンがどうのこうのっていう映像を見たんでしょうね。ニュースの内容ではなく、ドアノブが記憶に残るというガクガクガクガク (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

家づくりにおいて彼女のいくつかの特殊能力はとても発揮されましたし、「え、そんなことできるん?」っていう発見もありで、家づくりはパートナーのすばらしさを知る旅でもあったりします。

センターノブへの妻の愛はかれこれ20年くらい続いている本物なわけです。

センターノブを中心に家が作られていくわけです。

 

もちろん、これでは終わりません。

センターノブを常に採用している建築家がいるという。

柿沼守利さんという方が、その人だそうです。

うっすら思い出しました。家を建てるずいぶん前からその人の名前は妻からよく聞かされていましたっけ。だから、子どもの名前を決めるときに、「しゅり」って名前がインパクト大だったんで、「しゅ」という音を入れたろかなとおもったことがありましたっけねえ。字画が悪かったので「しゅ」は諦めて、「きゅ」とか「ちゅ」とか「ぴゅ」の入った名前も考えてみました。結局、全部ボツでしたけど。ということは子どもが生まれる前から、こんなことしていたんですねえ。

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急いで、amazonでこんな雑誌を買ってみました。

ドアノブみたいな小さな部分を集めていけば、家という大きなものが出来上がっていくんでしょうか?

とりあえず、そんなセンターノブの似合う家を考えてみることにしました。

それでは。