偏屈の家

偏屈夫婦が建築士さんと家を建てながら考えたことを記録します

土地をめぐる冒険 5 

またもやネットで土地探し。アットホームをポチリポチリしてると、久しぶりに気になる物件を発見。職場から近くて、傍には公園があって、100坪を超える広さ、古家解体の必要はあると言え、リーズナブル。

早速、不動産屋に電話すると例のごとく「勝手に入ってもらっていいですよ、門のカギ壊れてますから」。今までと違うパターンとして「門から中に入れるかどうかわかりませんけど、まあ無理しないでくださいね。」

ん?どういうこと?

仕事終わりの夏の夕方。ちょっとお邪魔してみました。職場から車で10分ちょっと、渋滞もなく、ストレスフリーです。細くて長い坂道を上った丘の上にその土地はありました。

西日差す門の前に立ちすくむhenkutsu.

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門の前には鬱蒼とした樹木が。目を凝らすと、木々の先に家らしきものがうっすらと見えているような。これは入るしかない( • ̀ω•́ )キリッ✧

藤岡弘、の冒険みたい。「おー、これは何と素晴らしい樹木たち。」とかなんとかかんとか。

草をかき分けかき分け前進あるのみ

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しばらく行くと家らしきものが見えてきました。コンクリートがあるのでこの辺りは草は少な目。藤岡弘、ならば「おー、ここで少し休憩ができそうですね。では私がコーヒーを淹れて差し上げましょう。」となるところです。この冒険にコーヒーセットを持参していなかったので、先を急ぎます。

まだいけるはず。

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_| ̄|○

これ以上、1歩だって前に進めやしない。

ていうか、もう、どういう状態?左右両隣は普通の家なんですよ。

確か、ネットの案内では下のような図になってました。(ちなみに今回探検できたのは、オレンジの線のみ)

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ていうか謎すぎる。もうこうなったら一番端っこまで行ってみたくない?ていうか絶対行きたい。

何があるのか、この目で確かめたい。ドラゴンヘッドかよ。土地探しの目的から完全に逸脱しています。

でもね、でもね、もう土地探し疲れてきたから、ちょっとくらいレクリエーションがあってもいいんじゃないの。

ここで衝動的に不動産屋に電話しましたよ。

へ「この土地の一番端っこってどうやったらいけるんですか?」

不「ご興味がおありですか。ちょっとコツがあるんですよ(笑)一番端っこには夏ミカンの木がありましてね、結構いけるんですよ」

いけるってのは、行くことができるという意味かね、食べられるという意味かね。そんな話を聞いたら夏みかんを探す冒険になっちゃうじゃないの。って何の話や。

それでは。